実際の活用場面の紹介

2008年に当店で取り付け工事を行った工事例です。

静岡県東部地域で取り付け工事、設定も行っております。

夜間に駐車場に駐車しているお客様の愛車がいたずら被害に遭い壊されてしまうという事件が発生しました。

幸い、犯人が捕まったため被害は弁償されましたが、もし、捕まらなかったら破壊されてしまった車だけが残され証拠写真などもあるわけもなく手がかりもまったく残されなかったでしょう。

また、コイン傷のようなイタズラ被害もあったこともあり、当店にvivotek PZ6112を2台使った監視システムの構築を依頼されました。

PZ6112を2台で構成され死角を無くしています。

■記録保存システムの構築

お客様と話し合って画像の記録保存方法は、動画ではなく、動作検知方式で撮影したスナップショット静止画を、お客様名義で契約した当店で動作確認済みのレンタルサーバーに逐次、送信し保存する方法となりました。

自宅で動画サーバーを構築し動画を保存してもいいのですが、車庫の監視で人の動きのような画面の動きがなく比較的静止状態が長く監視場所では動画で記録を保存する意味合いが薄いので低コストで利用可能な静止画スナップショットを撮影する方式をオススメしました。

また、コスト面でも録画サーバーを設置した場合、パソコンが24時間常に稼働しているようなものですので電気代が結構かかってしまいます。

50Wのシステムの場合、1日24時間で約1200W時 近頃の電気代では、1日約30円でしょうか。1ヶ月で、約900円になります。そして、設置サーバー購入のイニシャルコストも必要になります。

ここでネットワークカメラの特長が生きてきます。FTPを使う事により、格安で借りれるレンタルサーバーを利用できますので月に500円程度または以下のコストで済みます。電気代より安いんです。それに、サーバーのイニシャルコストは不要ですし維持費用もかかりません。HDDが壊れてもレンタルサーバー会社の負担で交換してくれますのでかなりお得ですね。

■記録したスナップショット画像の扱い

この設定作業では、サーバー内にたまった画像をサムネイル付きで時系列順でネットから一覧を見ることが出来るようにしました。

カメラの動作検知が作動し撮影した画像を最新の物から過去の物まで瞬時に見ることが出来ます。また、一週間ごとにリセットし古い物は圧縮ファイルにて保存する設定も同時に行っているためサーバー内のHDDを圧迫することもありません。何事も起こらず過ぎた監視画像は、一定期間保存後は廃棄して行きます。これは、サーバーのログ管理方法のログローテーションを参考にしています。

インターネットでサムネイル化された一覧表を見ることが出来るので、家以外の外部からも気になったときに見ることが可能です。もちろん、第三者に見られないように、パスワードによる保護も設定しています。

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