ネットワークカメラのIPアドレスを固定する。

■ネットワークカメラのIPアドレスを固定する。

Vivotek PZ6112 は、初期状態でIPアドレスは、内蔵のDHCPクライアントによる自動取得になっています。

自動取得では、LAN内の構成によってはネットワークカメラの電源を入れたり切ったりした後で、ネットワークカメラに割り振られたIPアドレスが変わってしまうことがあります。

初回アクセス以降は、IPアドレスを固定して使用したほうが不都合が少なくなりますので設定方法を紹介します。

なお、設定前にルーターの管理画面にアクセスして次の情報を知っておいた方が良いでしょう。

  • ルーターのLAN側プライベートアドレスIPアドレス
  • DHCPの範囲例(192.168.1.2~192.168.1.254)

例えば、YBB(ソフトバンクヤフーBB)では、ルーターのIPアドレスが192.168.3.1となっている場合があります。3Gモデムの内蔵ルーター機能ではなっていました。

この場合、192.168.3.※の※の部分のみの数字をDHCPの範囲の中で替える事が出来ます。

例:192.168.3.150

その他のルーターでは、192.168.1.1になっている事が多いようです。注意してほしいのは、上から3個目までの数字は、ルーターのものと必ず合わせてください。ルーターが、192.168.3.1になっている場合に、ネットワークカメラのIPアドレスを192.168.1.150には出来ません。この場合は、ネットワークカメラのIPアドレスは、192.168.1.150にします。

 

設定例です。

ルーターのLAN側IPアドレスは、192.168.1.1

koteiip01

ネットワークカメラのIPアドレスを、192.168.1.201に変更。

サブネットマスクは、255.255.255.0

デフォルトゲートウェイは、192.168.1.1(ルーターIPアドレスを設定)

プライマリーDNSは、192.168.1.1(ルーターIPアドレスを設定)

セカンダリーDNSは、空白でOK。

その他は、そのままでかまいません。※複数カメラがありネットに公開する場合やWEBサーバがある場合は変える必要がある場合があります。

なお、設定変更後は、設定した新しいIPアドレスでなければアクセス出来ません。

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